先日、定期的にいらして下さる40代の女性患者さん(以下Aさん)に言われた言葉が嬉しかったので紹介いたします。
Aさんの施術中、当院の電話が鳴りました。
この時間帯は妻や受付スタッフがおらず私一人でしたので、
「ちょっと失礼します」
とお断りして私が電話に出ました。
「はい、西ヶ原四丁目治療院です」
予約の電話だったので、予約を取ってすぐに施術に戻りました。
「失礼いたしました」
とAさんにお伝えしたら、
『先生は電話でも声が明るくて元気だから安心しますね。
私が電話で予約した時も、今電話して大丈夫かな、と思いながら電話したのですが、
明るい感じだったので、安心して話すことができました』
というお言葉を頂戴いたしました。
施術を中断してしまったにも関わらず、本当にありがたいことです。
施術中に電話が鳴ると、焦ってしまったり、ちょっとイライラしてしまったりしがちですが、それはこちらの勝手な都合です。
電話して下さった患者さんには何の関係もないことなので、焦る気持ちを抑えながらできるだけ元気に明るく応対するように意識しています。
特に初めてお電話をする患者さんは、不安な気持ちで電話をしていることもありますので、こちらの焦りやイライラが伝わると、「この治療院で大丈夫かな?」と思われてしまうかもしれません。
それと同時に、施術を中断してお待たせしている患者さんにも私の電話応対が聴かれているということも意識しなければいけません。
私がイライラして電話で話していると、それが施術を受けている患者さんを不安にさせ、その後の施術にも影響してしまう可能性があるからです。
Aさんのちょっとした一言から電話応対の大切さを改めて実感した出来事でした。