先日、日本在住で、日本語がぺらぺらのアメリカ人の患者さん(以下Hさん)と話した飲食業のサービスの話を紹介します。
Hさんが居酒屋に行った際、最初にお通しが出てきてびっくりしたそうです。
「頼んでもいないのに、あまり好きではないものが出てきて、お金を取られるってどういうこと?」
とおっしゃっていました。
居酒屋に行ったとき、最初に提供される「お通し」。
どうやら「お通し」は日本独自の慣習のようです。
注文を受けてから料理を出すまでの間、先に提供されるお酒と一緒につまめるものがほしいだろうというお客様への心遣いから生まれたもののようです。
とはいえ、最近ではお酒を飲まない人も増えています。(私も飲みません)
そのため、「お酒と一緒につまめるもの」よりも、「前菜としてわりと早く提供される自分が好きなもの」を選んで出してもらう方がありがたい気がします。
お通しも何種類かの中から選べればよいのかもしれませんが、ほとんどはお店側に決められていることが多いです。
自分がいらないと思っているものを提供されるのはちょっとイヤかもしれません。
私も最近、イタリアンのお店で残念な「ワンドリンク制」を経験しました。
事前にホームページを見てから行ったのですが、ワンドリンク制であることは、どこにも書かれていませんでした。
しかも、私はコース料理を注文しており、コースに「コーヒー or 紅茶」の飲み物がついているのでドリンクは含まれていると思って確認したのですが、それとは別にワンドリンク制と言われました。
お店の売上を上げたい気持ちは分かりますが、ちょっと強引な感じだったので、この店に再訪することはないと思います。
今回は、自分が希望していないのに勝手に出てきてしまう、または注文しなければならないサービスについて書いてみました。
お店側の都合もあると思いますが、お客様を不快な気分にさせるのはマイナスだと思うので、お客様の希望に合わせて柔軟に対応してもらえたらいいなと思いました。




西ヶ原四丁目治療院 院長の佐藤弘樹(さとうこうき)と申します。