ワンオペについて

皆さんは、ワンオペという言葉をご存じでしょうか?

ワンマン・オペレーションの略で、「一人で全ての作業を切り盛りする」という意味で使われます。

参考サイト:Wikipedia ワンオペ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AF%E3%83%B3%E3%82%AA%E3%83%9A

先日、久々にランチを食べに行った飲食店で「ワンオペ」という言葉を見たので、今回はワンオペのことを書きます。

こちらの飲食店は、以前は料理を作る人と運んだり片づけたりする人と二人いたのが、今回は一人になっていました。

店内に

「当店はワンオペとなっているため、お待たせすることがございます。ご理解下さい」

という紙が貼ってありました。

また、別の飲食店の話ですが、ある日伺ったら

「本日は人手が確保できずワンオペとなるため休業させていただきます」

という紙が貼ってあったこともありました。

 

 

飲食店の場合、「料理を作って提供する」以外に

・席にご案内する
・注文を聞く
・飲み物またはお水かお茶を出す
・お会計をする
・席の片づけをする
・洗い物をする
・電話対応をする

などの対応があります。

お客さんが一人なら大したことはないですが、複数同時にやろうと思うと大変です。

料理を作っている最中に、食べ終わったお客さんの会計をしなければならなかったり、新規でお客さんが入ってきたりもします。

人件費のことを考えればワンオペの方が利益が出ますが、一人で全ての対応を行うのは疲れますし、とても大変なことだと思います。

 

 

さて、当院も曜日と時間帯によっては妻と受付スタッフがいないので、私一人の場合があります。

ただし、飲食店と違って当院の場合には「基本的に一対一での対応」となるので複数の患者さんを同時に施術することはありません。(たまに、ご夫婦二人同時といったケースがありますが、かなり少ないです)

電話が鳴ったり、誰かが訪ねてきた時は対応が必要ですが、常に複数を相手にしている飲食店に比べるとまだワンオペがやりやすい状況だと思います。

もちろん何度も施術を止めるわけにはいかないので、予約優先にしたり留守番電話にしたり、といった対応はしています。

 

 

今回、ランチで伺ったお店では、私が一番最初のお客だったので、ほとんど待たずに料理が提供されました。

できるだけご迷惑にならないよう、料理の提供と同時にお会計も済ませました。

その後、3組のお客さんが入っていましたが、最後のお客さんには「料理が出るまで20分くらいかかりますが、大丈夫ですか?」と確認されていました。

昨今の人手不足の影響なのか、人件費の問題なのか分かりませんが、ワンオペについて考えさせられた出来事でした。

 


【この記事を書いた人】

photo 西ヶ原四丁目治療院 院長の佐藤弘樹(さとうこうき)と申します。
はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師の国家資格を持ち、病気の治療、予防のお手伝いをしています。

たった一人でも、「治療に来てよかった」と満足していただき、 人生を豊かに過ごすお手伝いをすることを理念としております。
お気づきの点や質問等ございましたら,どうぞご遠慮なくお聞かせくださいませ。

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