1日誰とも話さなくても大丈夫
精神科医がやっている 猫みたいに楽に生きる5つのステップ(双葉社)
鹿目 将至 (著), 鳥居 りんこ (著, その他)
精神科の医師が書かれた本です。
コロナ禍でテレワークが多くなり、1日中誰とも話さず、強い不安を訴える患者さんが増えているそうです。
以下の5つのステップで、不安や孤独と付き合っていく方法が紹介されていました。
step1
まずは気持ちを落ち着かせる(不安な夜をやり過ごす方法)
step2
ひとりの時間を味方につける(ぼっちの昼間を紛らわす方法)
step3
自分をケアする(クタクタの心身をいたわる方法)
step4
思考法を変えてみる(ネガティブな自分にさよならする方法)
step5
ひとりだけど、ひとりじゃない(猫みたいに楽に自分を生きる方法)
「こんなことならできそうかも」ということが色々と紹介されていて読みやすかったです。
・散歩は1日1時間早朝に
→時間帯を問わず気軽に5分だけ
・1日6時間以上眠らないと疲れがとれない
→部屋を暗くしてベッドの上で目をつむるだけでも休まる
眠くないなら起きていればいい
・深呼吸は腹式呼吸でないと
→テキトーに酸素でも取り入れてみるかくらいの気楽さでやる
といった感じで、医学的にきちんとやる必要はなくて、できることから「気軽に」やってみようというスタンスだったのがよかったです。
う
つに効く何かに熱中する「熱中効果」、自己否定はせずストレスから逃げる、さあ次にいくよーと終わったことは気にしないなど、勉強になる考え方も紹介されていたので、できそうなことから実践してみたいと思いました。
1日誰とも話さなくても大丈夫 精神科医がやっている猫みたいに楽に生きる5つのステップ