先日、患者さんと話した「あと少しの改善が難しい」という話を紹介します。
肩の痛みで来院された患者さん。
来院した当初は動かすと痛みがあり、動かせる範囲も制限がありました。
数回いらしたあとは、痛みはほとんどなくなり、動かせる範囲もだいぶ広がって生活に支障はないのですが、あと少し違和感が残っていて、それがなかなか取れないとのことでした。
実は、「あと少しの違和感」というのは改善が難しいのです。
分かりやすい例でいうと、テストで30点の人に勉強を教えて60点を取らせるのは、比較的簡単にできると思います。(もちろん本人のやる気と頑張りは必要ですが…)
60点の人を80点にするのは、ちょっと大変ですが、これもまあできると思います。
では、80点の人を90点にする、90点の人を95点にする、95点の人を100点にする、というのはいかがでしょうか?
これはものすごく難しいと思うのです。
すでにかなり高得点を取れているのに、さらに上を目指して得点を増やすというのは、すごく細かいところまで勉強しないといけません。
治療に関しても同じような感じで、ほとんど問題ないけれど少しだけ違和感が少しだけ残っている状態。
つまり、90点の状態を95点または100点にする、というのはかなり難しいと感じています。
患者さんにも上記の例えを説明して納得していただき、あまり気にしないようにすることも必要だと伝えました。案外ほかのことに熱中していると痛みは気にならなくなるものです。
本当は100点にできたらよいのですが…
日々研鑽して参ります。




西ヶ原四丁目治療院 院長の佐藤弘樹(さとうこうき)と申します。