北区の鍼灸院へ行ってきました

先日、北区の鍼灸院へ治療を受けに行きました。

他の先生の治療を受けることも自分の勉強になると考え、年に何度か行ったことがない治療院へ行っています。

その治療院は、北区にお店を構えて25年だそうです。

25年間、一度も広告やホームページを出していないと聞いて、それはすごいと思いました。

宣伝しないということは、ほとんどが患者さんの口コミによる来院ということです。

その先生に伺ったところ、以前に勤めていた治療院の患者さんか口コミの患者さんが多く、私のような飛び込みは珍しいとのことでした。

治療は以下のような感じでした。

①脈診、腹診、骨盤の左右差、脚長差、胸鎖乳突筋の張り具合を確認
②うつ伏せで腰~下肢のマッサージ
③仰向けで下肢のマッサージ
④仰向けで足、腕に鍼
⑤仰向けで骨盤調整
⑥うつ伏せで肩、背中、腰、足に鍼
⑦仰向けで首の調整

私が気になった点は以下の通りです。

・マッサージは母指ではなく、手掌が多くて、ゆらす手技が多かった。特定のポイントに対する刺激というより、体全体をゆるめることに重きをおいているのだと思う。

・鍼は50箇所近く打ったが、ものすごく手際がよかった。あらかじめ打つツボを決めているのだと思う。私は頭の方から足の方へという順番でやっていくが、こちらでは足から頭という順番だった。鍼をいっぱい打ってもらったため、やってもらった感がある。

・私は首と肩甲骨のコリを主訴としていたが、診立てでは右股関節がずれているのが一番の問題と言われた。確かに右足と左足の動きを比べてみると右の方が若干の動かしずらさがあったのでそれは納得できた。ただ、主訴としている部分に関しては何も言われなかった。


私は過剰な刺激が苦手で、学生時代に同級生とやった際にもみ返しに苦しんだり、鍼治療の翌日は激しい頭痛があったりしたのですが、今回の治療後はそういった症状がなく、すっきりしていました。

私が最初から同業者ですと伝えていたため、普段の初診患者さんには話さないような治療に関する話をしました。

その先生曰く、同級生で鍼灸を続けている人はほとんどいないので、ぜひ続けてほしいとエールをいただきました。


【この記事を書いた人】

photo 西ヶ原四丁目治療院 院長の佐藤弘樹(さとうこうき)と申します。
はり師・きゅう師・あんまマッサージ指圧師の国家資格を持ち、病気の治療、予防のお手伝いをしています。

たった一人でも、「治療に来てよかった」と満足していただき、 人生を豊かに過ごすお手伝いをすることを理念としております。
お気づきの点や質問等ございましたら,どうぞご遠慮なくお聞かせくださいませ。

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