産経新聞に掲載されていた「健保寄席」という記事のご紹介です。
一定の所得がある75歳以上の方の医療費の負担割合を、1割から2割に引き上げるという話があります。
導入時期は2022年10月~2023年3月の間で今後定めていくそうです。
さて、そんな医療費にまつわる話を落語でおもしろおかしく伝えるのが「健保寄席」です。
健保寄席
https://www.kenpoyose.com/
窓口負担、なぜ増える!?
言いたいこともあるけれど、落語で聴きたいそこんとこ。
後期高齢者の医療費窓口負担を引き上げるって言ってもね、
要は次の世代に迷惑かけないっていうお噺なんですよ。
伝えるのは、落語家の柳家 喬太郎さんです。
落語は、新作オリジナルの「酒と恩返し」という話です。
久々に訪れた飲み屋さんで繰り広げられる高齢者と現役世代の医療談義は聴きごたえがありました。
人口が多い団塊の世代が75歳以上となり、医療費のさらなる増大が見込まれる2022年問題や、医療費を安くする方法としてジェネリック薬品の紹介など、笑いを交えながらの展開はおもしろかったです。
「ジェネリックってのはハンバーグを豆腐ハンバーグにするってことか?」
というボケには思わず噴き出してしまいました。
「受けた恩は上には返せない。だから上から受けた恩は下に返すんだ」
飲み屋の若い店員さんが、自分のお店の大将の話をする場面で出た言葉が印象的でした。
医療費に関心がある方にぜひご覧頂きたい内容です。