宮崎中央新聞の記事からのご紹介です。
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本新聞の記事で紹介されていた脳医学者の瀧靖之さんの「子どもの学力を伸ばすには本物を見せる」の話が印象に残りました。
子どもの学力を伸ばすうえで、「知的好奇心」があると、記憶の定着が良くなるそうです。
記憶と感情は密接に結びついていて、「楽しい!」「おもしろい!」と思ったことは覚えるからです。
これは、脳の「海馬」という記憶をつかさどる部分と「扁桃体」という感情をつかさどる部分が隣り合った位置にあり、互いに関係し合っているためで、これが学力が伸びる一つの理由であると脳医学では考えられています。
例えば、子どもが図鑑を見て電車や昆虫に興味を持つ。
電車なら駅に行って色々な電車を見せる、昆虫なら野山や動物園に連れていく。
こういった「本物を見せる」ということが、ワクワクとドキドキにつながり、さらに知的好奇心を大きくし、自ら学びを深めていくそうです。
これは子どもだけでなく、大人でも同じだと思いました。
例えば、何かを勉強しようと思って本を読む。
その本を書いた人の講演会に行ってみたり、セミナーに参加したりする。
そこで、感動があったり、感銘を受けると興味が深まり、さらに学ぼうという意欲が出てくる。
私も知的好奇心を大きくするような勉強をしていこうと思いました。