産経新聞に連載されている、南ひろこさんの漫画作品「ひなちゃんの日常」からの紹介です。
3歳の幼稚園児のひなちゃんと、その家族、友達、地域の人達との平和な日常を描いたほっこりする漫画で、いつも楽しみに読んでいます。
今回は、日常の些細な声かけの話です。
散歩中に転倒しそうになったおばあちゃん。
それに気づいたひなちゃんが
「だいじょうぶですか? きをつけてくださいね」
と優しく声をかけます。
ひさしぶりに優しい言葉をかけられたと喜ぶおばあちゃんに、娘さんが一言。
「娘の私だって同じこといってますけど?」
はい、確かに同じことを言っています(笑)
同じ言葉なのですが、伝わり方が全然違います。
相手のことを本当に気遣ってかける「きをつけてください」と
ただなんとなくかける「きをつけてください」。
同じ言葉でも、相手のことを親身に想ってかけた言葉は伝わり方が違うのだと思います。
私も何気なく声かけをしてしまうこともありますが、相手のことを想いやる気持ちを忘れないようにしたいです。