半うつ 憂鬱以上、うつ未満
平 光源 (著)
仕事にも行けるし、家事もできる。
だけど憂鬱以上の不快感がある状態に「半うつ」という名前を付けて、「うつ」になる前に対処する必要性を訴えた内容でした。
脳内の伝達物質には以下の3つがあり、どれか1つか2つが不足している状態が「半うつ」です。
・心のブレーキであるセロトニン(憂鬱、不安、焦燥感が強まる)
・心のアクセルであるノルアドレナリン(意欲や興味関心が減退)
・心のエンジンであるドーパミン(ワクワクしたり楽しくなる気持ち)
現代社会では、効率優先やリモートで仕事をやり続けてしまう、SNSでの比較、いつでも連絡できる環境、オンライン社会による運動不足、情報過多や将来不安など、半うつが生まれやすい社会構造になっています。
まずは心の土台を作るために、食事と睡眠。
ながら食事ではなく、じっくり味わっておいしく食べること。
動画を見たりしながらのながら寝落ちではなく、夜になったらしっかり寝ること。
もっと成果を、もっと効率よくと言われ続け、休みの日でもスマホで膨大な情報で脳の疲労を起こす現代の生活習慣。
自分に合ったやり方で、いかに急がずに安心して毎日を過ごせるか。
そんなことを考えるヒントになる一冊でした。
本書では基本的に生活スタイルを見直すことと、自分の考え方を変えることが中心に描かれていました。
現代社会ではAIに相談してしまいそうなので、医師にかかった方がよいかの判断方法やほかの選択肢(カウンセリング、筋トレ、瞑想、鍼灸など)の有用性も知りたかったです。

半うつ 憂鬱以上、うつ未満




西ヶ原四丁目治療院 院長の佐藤弘樹(さとうこうき)と申します。