「養生のヒント」からのご紹介です。
養生のヒント(KADOKAWA)
五木寛之 著
今回は第三章の中の「痛みを和らげる名医」からのご紹介です。
痛みというのは人間の精神を腐食させるため、痛みをとることが医療の一番の目的であるというのが著者の考えです。
本章では、宗教学者の山折哲雄さんの本からターミナルケアをやっているお医者さんが大切にしている三つのことが紹介されていました。
「話を聞く」
「触る」
「褒める」
これは、はり・きゅう・マッサージの治療でも共通していることだと思いました。
私自身、話を聞くことと触ることは意識してやっていますが、「褒める」ということはしていませんでした。
今後の治療を行うにあたり、「褒める」ということをしっかり考えていこうと思いました。

養生のヒント