宮崎中央新聞の記事からのご紹介です。
宮崎中央新聞のサイト
https://miya-chu.jp/
本新聞で紹介されていた伊那食品工業の「いい会社をつくりましょう」という記事の「遠きをはかる者は富み近くをはかる者は貧す」という話が印象に残りました。
二宮尊徳翁の言葉に、「遠きをはかる者は富み近くをはかる者は貧す」という言葉があります。
これは
「世の中の変化は激しいけれど、激しくても激しくなくても、常に長期的に将来のことを考えなさい」
という意味で、変化が激しければ激しいほど、あるべき姿をじっくりと考えることが大事だと書かれていました。
つまり、経営者は「今ここでこういう種をまけば、将来こういうものが実ってくる」という長期的な戦略をもち、将来のための種まきをすることが重要だということです。
伊那食品工業の場合は、従業員500人の一割以上を研究開発部門に充てて、
「自分たちがいいと思うもの」、「世の中の役に立つ人々を幸せにするもの」をつくろうとする姿勢を貫いているそうです。
では、はり・きゅう・マッサージ治療院を経営する私にとっての「将来の種まき」とは何か。
・はり・きゅう・マッサージ技術の研鑽
・優れた先人の知恵や社会情勢を学ぶ読書
・目先の利益ではなく、患者さんのことを本当に考えた提案、治療
・社会情勢や世の中の変化に対して常にアンテナを張っておく
・同業者や異業種の方との意見交換
・地域との繋がりを意識した活動(認知症サポーター、助け合いネットワークなど)
などが、ぱっと思いつきますが、ほかにも色々ありそうです。
将来への種まきを忘れずに日々の仕事に邁進してまいります。
種まき2週間後の苗の様子 / yoppy