産経新聞に掲載されていた記事からのご紹介です。
「 シニア社員生かせ 待遇改善 」という記事です。(2024/11/8 朝刊)
60歳以上のシニア社員の待遇を現役世代並みに戻したり、定年を延長したりする企業の動きが目立ってきているという内容でした。
背景には、少子化で人手不足が進む中、経験や能力のある人材を確保したいということがあるようです。
60歳を超えて働く人は増えており、総務省の調査では令和5年は
60代前半で男性84%、女性64%
60代後半で男性62%、女性43%
が就労しているそうです。
また、高年齢者雇用安定法では希望者全員の65歳までの雇用確保が企業に義務付けられ、70歳までが努力義務となっています。
少子化に伴って今後ますます人手不足になるので、高齢者の雇用も増加していくと思います。
私は個人事業主ですから、自分や家族が元気なら、70代でも働きたいと考えています。
働いて人の役に立つことは嬉しいことで喜びがあって生きがいに繋がりますし、収入を得る手段にもなります。
私が65歳になる20年後には、おそらく年金の受給年齢もさらに上がっていると思いますので、収入を得られる手段があることは大事です。
私がやっているはり・きゅう・マッサージの仕事は体を動かしたり、会話をしたりすることが多いので、ボケ防止にもよいと思います。
ただ、現状のように週6日、9時~20時といった働き方は難しいと思うので、働く日数や時間は徐々に少なくなっていくでしょう。
それでもできるだけ長く働いて、誰かの役に立ちながら社会との繋がりを持ち続けることができたらいいなと考えています。
何歳まで働くのかを考えるきっかけになる記事でした。