「養生のヒント」からのご紹介です。
養生のヒント(KADOKAWA)
五木寛之 著
今回は第一章の中の「鬱とはエネルギー・生命力である」からのご紹介です。
私は「鬱」(うつ)というと、憂鬱とか鬱病とか、なんとなく暗い、モヤモヤとして、いやなイメージを想像していました。
ところが、著者は「鬱」とは草木が勢いよく茂る様であり、エネルギーがあって生命力があるというのが本質だと述べています。
鬱は、そのエネルギーが外側から押さえ込まれてしまって内側で発酵してメタンガスが発生している状態ということです。
これを読んで、なるほどと思いました。
無気力な人は鬱にはならず、真面目で責任感が強くエネルギーがある人が鬱になる理由も納得できました。
鬱とはエネルギーであると考えると、それをどう発散すればよいか、解決のヒントが見つかるかもしれません。
養生のヒント