産経新聞に掲載されていた記事からのご紹介です。
「 料理特化型デイサービス 」という記事です。(2025/9/21 朝刊)
要介護認定を受けた人たちが、食事や入浴、運動などの支援を受けるために通うデイサービスに新たな形態である「料理特化型デイサービス」が出てきたという話です。
このデイサービスを提供している「なないろクッキングスタジオ自由が丘」では、「高齢者の可能性を料理で引き出す」というコンセプトで運営されています。
利用者が集まるとまずはバイタルチェック(体温や血圧を測る)、その後はレシピに使う食材や栄養素に関する講座、軽いストレッチをしたあと調理が始まります。
調理が終わったあとは、もちろんお皿に盛り付け、全員で食卓を囲みます。
料理を作るという活動は、食材を切る、炒める、盛り付けるなど様々な工程があり、その都度考えながら手を動かすことで、脳が活性化され、認知症の予防にも繋がると言われています。
「料理特化型デイサービス」は現在、都内の4つの施設で展開されていて、事業者は高齢者が楽しんで通ってもらえる場を提供していきたいと考えている、という内容でした。
以前に当院のブログでも紹介しましたが、近年は従来の形態にこだわらず、様々な形態のデイサービスが展開されています。
ブログ:就労デイサービス
https://nishigahara4-harikyu.com/blog/workingdayservice
ブログ:「学び」と「ときめき」がある高齢社会へ
https://nishigahara4-harikyu.com/blog/learning-excitement-aged-society
いずれのデイサービスも、いかに「またここに来たい」と思ってもらえるか、高齢者に「選んでもらえるか」を考えて独自のアイディアを出しています。
これから益々高齢者が増える現代社会では、今後も新たなデイサービスが出てくるかもしれません。
鍼灸マッサージ院でも、従来の形態にとらわれず、「またここに来たい」と思ってもらえるような独自のサービスやコミュニケーション手段を考えていきたいと思いました。




西ヶ原四丁目治療院 院長の佐藤弘樹(さとうこうき)と申します。