産経新聞に掲載されていた記事からのご紹介です。
「 昼と夜で別の店 協業「二毛作」広がる 」という記事です。
新型コロナウイルスで大きな打撃を受けた外食産業で、店舗を他の事業者と貸し借りする「二毛作営業」が広がりを見せているそうです。
夕方から営業する居酒屋で昼間は他の事業者がランチ営業する、といったような感じで施設を有効活用することで、家賃や材料費、光熱費、通信費など、双方のコストが抑えられます。
事業者間や個人事業主間の協業をマッチングするサービスも登場しているようです。
施設の空き時間を有効活用するのは、とても効率的だと思います。
実は、私も似たような話を受けたことがあるのです。
私がまだ開業前で出張専門でやっていた際、鍼灸マッサージの勉強会でお世話になった先生から
「僕がやっている治療院のベッドが空いている時であれば、佐藤さんが施術している患者さんに使ってもいいですよ」
と言われたことがあります。
その時は、たまたまその先生の治療院をお借りする機会がなかったのですが、空き時間を有効活用するよい方法だと思いました。
同じような話ですが、美容師の患者さんから、「同業の友人のお店を借りてお客様のカットをやらせてもらっている」と聞いたこともあります。
現在は、自分で治療院を開業しているため場所を借りる必要はなくなりましたが、逆に場所を提供してほしいという方がいらして、かつ、施術が入っていない時間帯であれば、施設を有効利用できる可能性もありそうです。