産経新聞に掲載されていた記事からのご紹介です。
「美容と介護 同時に取得」という専修学校が職業教育を強化するという記事です。
これは1つの学校で複数の職業技能を学べる新たなプログラムの開発や、インターネット経由で効果的に学習できる講座の開設支援などを柱としたものです。
これまでは医療や福祉、服飾デザインなど、1つの学校で同一分野のスキルを学ぶのが主流でした。
今回のプログラムでは、例えば美容学校で介護の専門技術を同時に習得可能となります。
高齢者宅を訪ね、散髪だけでなく、寝たきりの人の移動を手助けできる「訪問美容師」の養成を目指しています。
また、小児医療と保育の専門教育を受けた保育士を育て、人手不足の小児医療現場でサポートに当たることも想定しているそうです。
今後、高齢社会がますます進む中、訪問による鍼灸マッサージの需要が増加してくると思われます。
そのため、鍼灸マッサージの専門学校においても、介護の専門技術を習得できるようなカリキュラムになっていくのかもしれません。
時代の流れに乗り遅れないよう、日々の勉強や情報収集を怠らないようにしようと思いました。