さあ、才能に目覚めよう

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
マーカス バッキンガム & ドナルド・O. クリフトン (著)
日本経済新聞出版社

ビジネスを成功に導く、あなたの強みは何か?を見つけ出すためのヒントが詰まった書籍。

人は誰でも自分が弱い分野に対して成長しようと努力しますが、成長の可能性をもっとも多く秘めているのは一人ひとりが一番の強みとして持っている分野であるという考え方は共感できました。


さらに、同じ資質であっても様々な活用の仕方があるという例が具体的に示されていたのも良かったと思います。

 

本書で紹介されているストレングス・ファインダーは、
「一人ひとりの強みを特定するために自分の中で無意識に繰り返している反応」
を探り、34の資質の中から自分の強みになる源泉を見つけようとするものです。

1冊につき一度だけ、インターネット上から自分の資質を調べることができます。
中古で購入すると、誰かが調べたあとかもしれませんので、新品を購入する必要があります。

私の結果は、以下の5つでした。

  • 調和性
  • 最上志向
  • 個別化
  • 達成欲
  • 規律性

この結果を受けて、自分を行動や強みを見直すきっかけになりました。

はり・きゅう・マッサージの広告規制

はり・きゅう・あんまマッサージ指圧師は法律により、広告事項が制限されています。
看板やチラシに記載できる事項が制限されているということです。

以下に広告制限に関する法律を抜粋します。(関係法規 第7版 東洋療法学校協会より)

 

【記載可能事項】
1 施術者である旨並びに施術者の氏名及び住所

2 第1条に規定する業務の種類

3 施術所の名称、電話番号及び所在の場所を表示する事項

4 施術日又は施術時間

5 その他厚生労働大臣が指定する事項(以下に記載)

  • もみりょうじ
  • やいと、えつ
  • 小児鍼(はり)
  • 医療保険療養費支給申請ができる旨
    (申請については医師の同意が必要な旨を明示する場合に限る。)
  • 予約に基づく施術の実施
  • 休日又は夜間における施術の実施
  • 出張による施術の実施
  • 駐車設備に関する事項

 

皆さんが、はり・きゅう・あんまマッサージの治療を受けてみようと思ったときに何を知りたいですか。

一般的に考えて、いくらかかるのか(料金)、何に効くのか(適応疾患)は知りたいと思います。


それ以外にも、施術者の経歴や治療院の規模、どんな考えで治療を行っているのかを知りたいかもしれません。

しかし、国家資格をもっていると法律による広告制限で、記載できません。
なお、ホームページは広告の規制対象ではないため詳しい情報を載せることができます。

一方、国家資格として認められていない整体、リラクゼーションマッサージ、カイロプラクティック、リフレクソロジー、リンパドレナージ、気功などは特に制限がありません。
つまり、看板やチラシに何を書いてもよいのです。

 

国家資格者には広告制限があるのに、国家資格として認められていない業種については制限がないのです。昔から決まっている国の法律なので、今さら文句を言ってもしょうがありませんが。

本格的な治療を受けてみたいと思っている方
もし看板やチラシに料金や適応疾患が記載してある場合、それは「国家資格を保有していない」ということです。


治療を受ける際には、それを念頭においたうえでご検討ください。

はり・きゅうが効く理由

はり・きゅうはなぜ効くのか、疑問に思っている方も多いと思います。

元々、はり・きゅうは経験医学と言われており、病気を抱えた患者さんに対して、どこに何をどうしたら治ったということが、四千年以上前から蓄積されています。

 

最近では、それを科学的に解明する研究も進められており、一部の理論は証明されていますが、まだ未解明となっている部分も多く存在しています。

 

ここでは、科学的に解明されている事項に対して、私なりの解説を交えて説明していきます。

①自律神経の調整

循環、呼吸、体温、生殖など通常意識することがない機能を調整しているのが自律神経です。自律神経には、主に活動時に働く交感神経と、休息時に働く副交感神経があります。


これらの自律神経の作用により、からだの状態が安定するようになっています。はり・きゅうで皮膚に刺激を与えることにより、自律神経、特に副交感神経の働きを亢進することにより、からだを安定させようとする力を高める働きをすると考えられています。

②血流の調整

体内には血液が流れており、脳や内臓、筋肉などの器官へ栄養を送ると同時に不要な物質を除去しています。

筋が緊張して硬くなると、血流が滞ります。硬くなった筋へはりで刺激を与えることにより、筋の過緊張を緩和し血液循環を改善すると考えられています。

③鎮痛物質の分泌

はり・きゅうによる皮膚への刺激により、活動電位(神経細胞の興奮)が発生し、それが中枢にある脳に働きます。
その結果、下垂体から鎮痛発言物質であるβ-エンドルフィンが分泌され、痛覚を遮断すると考えられています。


④免疫作用の活性化

人のからだは、損傷すると自動的に組織を修復しようとする免疫作用があります。
きゅうで皮膚に微小な組織損傷を起こすことにより、免疫作用を活性化し、関連する組織の修復を図る働きがあると考えられています。


また、上記以外にも岩手県で自由診療による、はり・きゅう治療を行っている医師の増田進先生が、著書の「森の診療所の終の医療」の中で以下のように述べています。

  • 西洋医学の薬や注射の場合、よくなることもあるが、悪くなることもある
  • 鍼の場合は、よくなった、あるいは変わらないと言われることはあっても、悪くなったという例がとても少ない 
  • 鍼は体にやさしいと興味をもつようになり、鍼治療もとり入れるようになっていった
  • からだを触っていくと、押してみて痛みを感じるところがいっぱいある。
    その場所は人によって違う。ツボと言われるところは骨に筋がつく場所にあることが多い。そこに圧痛があり、はりを刺すと筋がほぐれて柔らかくなり患者さんは楽になったと感じる
  • 骨との付着部分では、筋は緻密な繊維の束(腱)となっている。
    からだ中の腱の位置するところがツボと重なっている
  • 腱には様々なセンサーがあり、センサーは筋肉の緊張を測る。
    例えばそこを刺激すると、痛いとは異なり、苦しい・しびれると感じる。
    そのセンサー群をまとめて深部知覚といい、はりで深部知覚を刺激して緊張している筋をほぐす
  • 深部知覚が刺激されると、中枢からバランスをとるよう指令が出るようにできている

 

増田進先生はご自身の経験上、鍼治療を行った際に副作用により悪くなることが少ないと述べています。悪くなることが少ないというのは治療を行ううえで、大きなメリットになると思います。

長生きの秘訣

聖路加国際病院名誉院長の日野原重明先生。

 

日本で最初に人間ドックを開設し、早くから予防医学の重要性を説き、従来は「成人病」と呼ばれていた一連の病気の名称を「生活習慣病」に改めた。
100歳を超えてなお、スケジュールは2、3年先まで一杯という多忙な日々を送っている。
(出典:Wikipedia)

 

医師の村上智彦さんの著書「ささえる医療へ」の中で、村上さんが日野原先生に

「どうやったら先生みたいに長生きできますか?」

という質問をしたということが書かれていました。

 

食べ過ぎない

よく動く

くよくよしない

生きがいをもつ

 

健診を受けたから長生きなわけではなく、健康意識が大事であると日野原先生も言っています。

たった4つのことですが、非常に分かりやすく、簡潔にまとまっています。

平均寿命ではなく健康寿命を延ばすため、この4つのことを患者さんにもお伝えしようと思います。

≪腰痛放浪記≫ 椅子がこわい

腰痛放浪記 椅子がこわい (新潮文庫) 夏樹 静子さん

椅子に座れないほどの腰痛に悩まされた著者の闘病記。
3年間の地獄の責め苦は、最後は指一本触れられずに完治した。

東西あらゆる治療を試みた著者が最後にたどり着いたのは心因性の問題でした。

 

現代社会では、からだを動かす機会が減っているため、著者のように運動不足や筋肉の問題だと考えがちですが、腰痛は運動不足や骨格系の問題といった器質的疾患だけで起きるものではないということが改めて分かります。

 

2013年の厚労省の推計でも腰痛患者は2800万人で、その8割は原因不明と言われており、ストレスなどの心理的な影響が腰痛の引き金になるとも言われています。

よく子どもがお腹が痛くて学校に行けないという話を聞きますが、これも痛みがお腹に出ているだけで実際は腰痛でもおかしくないと思います。


それだけ、からだと心は密接に関係しているということです。